風光明媚な尾道で、看護の基礎力と実践力を身につけました。
第6期生 小林 雄一(本校2000年度卒業)
JA尾道総合病院 病棟科長/脳卒中リハビリテーション看護認定看護師/作家/カウンセラー
私は、広島県厚生連尾道看護専門学校で看護基礎教育を受け、看護師となりました。私の看護師としての出発点は、ここです。現在は看護管理職・認定看護師として、施設内外で活動しています。
在学中は国家試験合格を目標に、学業・実習に取り組みました。看護師養成機関のうち大学などでは4年間での卒業を見込みますが、本校では3年間で修了を目指します。このため、時間・気持ちに余裕があるわけではありません。その一方、集中して学業に取り組む環境に身を置くことが出来ます。加えて、学業以外にも東部スポーツ交流会や学校祭など多くの課外活動を通じて、学生ならではの楽しい経験ができるとともに、医療従事者に求められる「他者との協働」への学びを得られたことは印象に残っています。
本校ではJA尾道総合病院での実習ができ、さらにJA尾道総合病院から派遣された多くの講師の講義を受けることができます。そして、本校を卒業された方の多くがJA関連病院で活躍されており、私は卒業生の方と仕事をご一緒する機会があります。本校は、患者・家族だけでなく医療従事者とのコミュニケーション能力が高く、実践力が高い看護師を輩出されています。広島県厚生連尾道看護専門学校での学びが、看護師として働く上での基礎的な力を身に着けることに繋がっていると考えます。
風光明媚な尾道市にある広島県厚生連尾道看護専門学校での生活は、きっとかけがえのないものになります。